大人の欲深さ



 景気の波は益々荒くなり、投資話で儲けた、損した、という声もよく聞こえてきます。
ここのところ、個人投資家による株がブームになりつつありますね。

 今回のライブドアショックでは損した人もいれば、今買えば持ち直すかもしれないと金儲けを「企んで」いる人もいます。野心があって多いに結構と言う気もしますが、この野心の根底には大人の心の中のどこかに「自分ひとりだけ儲けてやろう」という気持ちがあるように思います。

 過去私もそうだったかもしれません。私はバブル崩壊の時に目が覚めました。目覚めて感じたのは、損した額の大きい人ほど欲深かったということです。これは欲張り者に与えられた罰なのかもしれません。

 私の今の貯蓄は全額銀行の普通預金です。盗難に会わないように預かってもらっているだけにすぎません。これを話すとよく、笑い者になりますが、普通預金のいいところは増えもしませんが決して減りもしません。コツコツ貯めて来たお金はかわいいものです、私は増やすことより養うということを選びました。

 旅行先のアメリカでこんな光景を目にしました。
 先生に引率される幼稚園児のお散歩風景です。大きな公園敷地内を園児達は白人、黒人、東洋人など人種を問わず、全員手を繋いで仲良く一列になって遊んでいます。とても愛らしい光景です。なぜ子供たちの表情があんなに可愛らしく微笑ましく写るのでしょうか? それは、「自分ひとりだけが得をしてやろう!」という大人特有の欲がないからではないでしょうか? その園児達を目にして感じたことは、大人になるにつれどんどん知恵が付き、あの微笑ましさは消えていくのだろうということです。

欲や贅沢を少し我慢して生活してみませんか? 今以上に優しい気持ちになれますよ。






2006.1.27


恋塚太世葉

HP
著書:ブライダル司会ハンドブック(杉並けやき出版)、ブライダル博士のハンドブック(杉並けやき出版)


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